2011年04月23日

撮影手法のいろいろ

いつもアカカゲ本舗のROMを手にとって頂き、有り難う御座います。m(__)m

その上で、「この写真はどうやって撮ったものか?」「SS(シャッタースピード)は?f値は?」
といったご質問を受ける事がよくあります。
その都度、私の撮影手法はありきたりの、よくある手法で撮っていると思っているので、
あえて個別には対応をしてきませんでした。
ただ、毎回毎回お断りするのも気が引けますし、何より感じが悪いので、
私個人のメモとしてまとめてみました。
これが参考になるかは分かりませんが、ROMを見て”?”と感じた時に見返して貰えれば幸いです。

以下は長文になります。

私は、撮影するにあたって、
まずはレンズ。次にSS(シャッタースピード)、f値、ISO感度。最後にストロボ
の順番で決めて行きます。
では、順を追って説明します。

@レンズ
私の今までROMで使ってきたレンズは、以下の4本です。
AF-S NIKKOR 16-35mm F/4G ED VR
AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G ED
Ai AF Nikkor 85mm F/1.8D
Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F/2.8D

超広角から望遠まで使っていますが、用途や狙いによって使い分けています。

それぞれの作例と狙いです。
@AF-S NIKKOR 16-35mm F/4G ED VR
DSC_3757.jpg

DSC_4604.jpg
超広角では、パースの強調による派手な演出や、
広大な空間を切り取る空気感が狙いです。
私のもっとも好きなレンズです。(^_^)

@AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8G ED
DSC_9822.jpg

DSC_9825.jpg
標準領域のこのレンズでは、超広角とはうって変わって
歪みのないきれいな写真を狙っています。
広角の動に対して、静のイメージ。

@Ai AF Nikkor 85mm F/1.8D
DSC_2748.jpg

DSC_2724.jpg
中望遠の単焦点レンズです。
中望遠ならではの被写体との距離感で、撮っていて楽しい(^_^)
開放f値も明るいので、背景をぼかした幻想的なイメージが狙い。
望遠独特の”迫力”も、まだ85mmではあまり問題にならないと思う。

@Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm F/2.8D
DSC_4134.jpg

DSC_2424.jpg
望遠レンズは、背景が一気に圧縮されて、f値の明るさとあいまって
盛大なぼけが期待出来ます。
背景を単純化させて、被写体を浮かび上がらせるのが狙い。
一昔のポートレイトと言えば、サンニッパ。が定番でしたが、
今は、その独特の迫力がどうにもうけませんね。(^^;;

上記の通り、それぞれのレンズには狙いやイメージがあって、
撮影目的に合わせて、そのつど変えて撮影しています。
事前に作品イメージを錬って、イメージトレーニングを欠かしません。。


ASS(シャッタースピード)、f値、ISO感度
レンズで構図を考えた後は、どの様に表現するかを決めます。
ここで大切なのは、
SSで背景の明るさ、f値で被写体の明るさを決める。
と言う事です。
たとえば、空を写そうと思えばSSを上げないといけません。
背景を暗く落とそうとする時はSSを上げて、
逆に明るくしたい時はSSを下げるのです。
その上で、被写体の明るさをf値で決めるのです。
暗い夜撮影等では、背景を写す為にISO感度も上げないといけないかもしれません。

初歩の初歩ですが、この設定が後の撮影を決定しますので、
しっかりと作品のイメージを持つ事が大事だと思います。


Bストロボ
さて、Aの項でSSを決めた時にどうしても被写体が暗くなりがちです。
そりゃそうですよね。(^^;;
明るい空をちゃんと撮ろうと思えば1/2000秒以上のSSになる事も度々です。
そんな時は、普通はレフ板を使います。
DSC_4514.jpg
これは、向かって右側手前からレフ板で起こしています。
空もそこそこ写っていて、満足です。(^_^)

この時はレフ板を持ってくれる人が居たので助かりましたが、
いつもは一人で撮影するので、レフ板立ても持っていますが、
風が強かったりしたら使い物になりません。。(^^;;
そんな時や、夜撮影ではストロボの登場です。

私は、最大でストロボを4台使って撮影します。
(SB-800×1台、SB-600×2台、SB-28×1台)
SSを決めた後で、暗い部分をストロボで補ってあげるのです。
25.jpg
この写真では、向かって左上方から1台。
被写体補完用と彼岸花に1台、計2台のストロボを
使っています。
DSC_0480.jpg
この写真では、向かって左上方から1台。
彼岸花の中に1台。被写体用に1台。背景に向かって1台、計4台のストロボを
使っています。

SSを決めて、f値も決めて、それでも暗いなら明るくしてやれば良い。
ストロボ光をメインの光源として撮影するのが、私のスタイルです。

極端な作例を2つ
875957_1035941882_89large.jpg
これは、ド晴天の屋外で撮ったものです。
1/2500秒で暗くなった被写体を3台のストロボで起こして、
月明かりの夜っぽい感じに撮りました。

DSC_2269.jpg
こっちは、背景に向けているストロボに色を乗せてみました。

以上、私にとってストロボはなくてはならないアイテムなのです。


Cネットで調べて、想像力を膨らませる
ネットは広大です。w
たくさんの作例や、How-to物があります。
それらを出来るだけたくさん見て、
自分の写真にどう応用出来るか?
考え、想像力を膨らませる事が大切です。
思考を停止させては、それまでになってしまいます。
人に聞くことも有効な手段ですが、それまでに自分で考察する事が大切だと考えます。

最後に、私が参考にしているサイトをご紹介します。
GIZMODO Shooting Challenge
http://www.gizmodo.jp/2010/07/post_7352.html
参考にして撮ったのがコレです。
DSC_0542.jpg

今後とも、アカカゲ本舗をよろしくお願い致します。
posted by アカカゲ at 13:39| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
”Bストロボ”のこと見た後、なるほど感じ.

”Cネットで調べて、想像力を膨らませる”のことは驚く…こんなことができる?
Posted by 西門子 at 2011年04月26日 10:03
撮影手法の記事、拝見させていただきました。
とても参考になるので私も記事を思い出しながら写真を撮影したいと思います。

それと、どちらにコメントすればよいか分からなかったのでこちらに失礼しますが、
http://netazagat.seesaa.net/article/112089942.html
こちらの写真はアカカゲ様が撮られたモノではないでしょうか?
Posted by a3 at 2011年06月28日 18:44
a3さん、初めまして。
ずいぶん懐かしい写真ですね。
ロゴも入ってますし、私が撮った写真です。
Posted by アカカゲ at 2011年07月06日 23:01
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